7連覇に挑む昭和学院中と初優勝を狙う海神中との対戦。海神中は#5于を中心に果敢にゴールへ向かう。対する昭和学院中はアグレッシブなディフェンスから相手のミスを誘い確実に得点に繋げる。#5松尾の3Pやスクリーンをからめた多彩なオフェンスでリードを広げ、21−7昭和学院中リードで1Qを終える。2Q、昭和学院中は#5松尾の落ち着いたゲームコントロールが光る。スクリーンからずれを作りレイアップシュートにつなげたり、オフェンスリバウンドからの得点を重ねる。一方海神中はディフェンスでのプレッシャーを強め流れを変えようとするもなかなか縮まらず、前半を37−13の昭和学院中24点リードで折り返す。
3Q、海神中は#4遠田、#9橋のシュートが立て続けに決まる。更にオールコートでプレッシャーを強めるが、昭和学院中は落ち着いてかいくぐりボールを運ぶ。海神中のファウルも重なり、#5松尾、#7倉林がフリースローを決め、55−33で最終Qを迎える。4Qが始まると、海神中#10松本のポストプレイやドライブなど、ゴールに向かうプレーが決まり、昭和学院中のファウルが重なる。徐々に点差を詰めようとするも、内外バランスよくオフェンスを組み立て、ディフェンスに的を絞らせないバスケットを展開した昭和学院中が、74−53で勝利し見事7連覇を果たした。敗れはしたものの、最後まで走りぬき自分たちのバスケットを展開した海神中にも拍手を送りたい。両チームの総体での躍進が楽しみである。
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