【平成24年度全国高等学校バスケットボール選抜大会千葉県予選】
と き 平成24年9月17日(月)
ところ 千葉県総合スポーツセンター体育館
組合せ 【pdf版はこちら

      男子 優勝 船橋市立船橋高等学校 準優勝 柏市立柏高等学校
      女子 優勝 昭和学院高等学校   準優勝 千葉経済大学附属高等学校

      男女優勝チームは12月に広島県で行われる全国高等学校選抜大会への
      出場権を獲得しました。

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【対戦結果】
女子準決1 1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
昭和学院 21 20 19 22 - 82
市立船橋 20 11 14 16 - 61
 序盤、市立船橋のスピードを生かした展開に慌てる場面も見られた昭和学院であったが、スピード対応の布陣に切り替えると徐々にペースを掴んだ。
 ディフェンスでは外角のプレーをしっかり押さえ、オフェンスでは流れのある展開からインサイドをしっかり攻めリードを広げる。最後まで気持ちの切れない市立船橋は自分たちのスタイルを貫き意地を見せるが差は縮まらず、主導権を握った昭和学院が決勝へ駒を進めた。
女子準決2 1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
千葉英和 8 14 12 29 - 63
千経大附 17 23 12 13 - 65
 序盤から激しい展開。、経済が厳しいディフェンスからブレイクを連発、主導権を握る。前半は経済ペースでゲームが進み18点の差がつく。
 ところが、後半英和がディフェンスを変化させると経済の勢いが弱まり、3Qは差がつまらないながらも同点とし、4Qに入ると英和のシュートが決まり、残り1分22秒でついに同点に追いつく。しかし、最後までディフェンスの集中力が途切れなかった経済がチャンスを逃さず加点、2点差で逃げ切った。
男子準決1 1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
市立柏 26 16 14 28 - 84
幕張総合 19 17 19 16 - 71
 ドライブ、コンビネーションで攻める市立柏に対しエースガード#4とセンターを中心に組み立てる幕張総合。市立柏が序盤のリードを保ち後半に入る。
 幕張総合はリバウンドショットなどインサイドで加点し、3Q残り1分に追いつく。その後一進一退の攻防が続くが残り5分半、少ないチャンスをものにした柏がブレイクから勢いを取り戻す。残り1分半で12点差のところでディフェンスを仕掛けた幕張だが、ゲームコントロールした柏がリードを守り決勝進出を果たした。

初戦から見ごたえのある好ゲームであった。
男子準決2 1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
柏日体 17 10 18 26 - 71
市立船橋 28 28 27 31 - 114
 序盤、どちらもチームの持ち味を出してゲームを展開するが、要所の決定力の差が点差に表れる。上級生を中心について行こうとする柏日体に対し、メンバーを豊富に投入しながら自在にプレーする市立船橋。
 後半、良いリズムが出てきた柏日体は得点を増やすが、ディフェンス面で先手を取られる形で苦しい柏日体。
終盤、総力戦で意地を見せ全力を尽くした柏日体、総合力で決勝に向けて万全の市立船橋、両者力を出し切ったゲームであった。
女子決勝 1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
昭和学院 17 14 18 28 - 77
千経大附 20 20 14 22 - 76
 序盤、ミスが出ながらもシュートを決めている昭和と思い切りの良いディフェンスから走る経済、ほぼ五分の展開。2Q昭和3-2ゾーンに対し、経済落ち着いたシュートセレクト、9点差に広げる。後半、リズムを掴みだした昭和が残り2分半で追いつくがその後も激しい点の取り合いで終盤へ。最後、均衡を破り2連続のリバウンドショットを決めた昭和が激戦を制し勝利を手中におさめた。
総体ベスト4の昭和を最後まで苦しめた経済、勝負ところで集中力を見せた昭和、決勝にふさわしい好ゲームであった。
男子決勝 1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
市立柏 13 18 11 23 - 65
市立船橋 20 14 21 18 - 73
 市立船橋は交代をしながらディフェンスをがんばりインサイドを攻める。柏はスピードを生かしコンビネーションで攻める。2Q柏はディフェンスを変化させ追い上げ前半はほぼ五分まで持ち直した。
 3Qゴール下を制した船橋が優勢に進め再びリードを奪う。4Q,柏はファールトラブルから途中温存していたディフェンスが復活し残り2分で追いつく。しかし船橋が集中力を見せ点の取り合いから抜け出し連続得点。終盤は柏はファールゲームを余儀なくされる。船橋は落ち着いて対応し勝利、今シーズン最後に有終の美を飾った。柏も連戦厳しい試合となる中、最後まで全力を尽くした。両チームに拍手を送る。